京都の花街文化
今日は京都の花街文化をとりあげます、2014年に京都市が指定する無形文化財に、京都の花街文化が選ばれました、京都に長年住んでいる京都人でも、なかなか敷居が高く、大多数の人がお茶屋さんに足を運んだことがありません、お茶屋さんは場所を提供するだけで、舞妓さんや芸妓さんは置屋さんに所属していて、お座敷があるときにお茶屋さんに出向きます。料理もお茶屋さんで作っているわけでなくて、仕出し屋さんがおこないます、前もって「今日は料理もお願いしますぅ」って言わない限りは料理が出てきません、別料金なんですね。
お茶屋さんは1箇所だけじゃありません。
お茶屋さんと聞くと、祇園や宮川町を思い浮かべる方は多いかと思いますが、祇園も祇園甲部と祇園東に分かれていて、ほかに先斗町(ぽんとちょうといいます)宮川町、上七軒、あまり知られてい何のですがもう一箇所、島原という場所にあります。都おどりが行われるのが祇園甲部で井上流のおどりを毎年披露しています。祇園東では秋に祇園おどりがあります。先斗町は加茂川に沿って、石畳で風情ある情景で、夜になると独特の味わいがあります。宮川町は京おどりが有名で昔から、京都の旦那さんたちの隠れた遊び場といわれてきました。京都で一番古いのは上七軒で室町時代北野天満宮が火事になって建て替えるときの余った材料で七軒のお茶屋さんが建てられたのが始まりだそうです、上記の花街を五花街と呼ばれています、そのほかに、島原があります、昔は幕府公認の角屋という遊郭があった街で、今も太夫のショーが行われています、今でもお茶屋さんとして営業されている輪違屋さんがあります。置屋件お茶屋さんで現在日本で唯一太夫が在籍するおみせです。