お餅つきあれやこれの日記
毎年、姉夫婦の実家で餅つきをするのですが、なんせ年に1回の行事なので、餅つきの準備をするころには、みんな忘れていて、あーだこーだ言いながら、やり方も力任せで餅つきをしている有様です。今年は年末に餅つきの達人に教えてもらう機会があったので日記に残しておこうと思います。
前日の準備
もち米をよく研いで、10~12時間ぐらい水に漬けます(冬場の場合)、これの時間が少ないと芯が残りお持ちになりません。餅つきに慣れていない人は1回のお餅つきに2升つづお餅つきを行ったほうがいいので、2升つづお水に漬けます。
もち米を蒸す前に
もち米を蒸す前に10~15ぐらいざるにあけて、よく水を切ります。
もち米を蒸す。
羽釜のお湯が沸いてきたら、セイロに竹すだれをセットして、蒸し布に餅米を包み込みもち米を蒸すのですが、ガスだと火力が強いので30分ぐらいの蒸し時間、ですが毎年、昔ながらの薪と炭で行っていますので、火力が弱く、冬場の場合なので1回分のもち米を蒸すのに40分から50分かけます、今年はもち米を40分蒸すことになり(暖冬なので)炭を混ぜたほうが火力が安定するので炭を混ぜることにしました。。2升づつ2回、3回と餅をつく場合は40分蒸す場合、20分間隔で、新しいく蒸すもち米を下の段にしながら蒸していきます。
臼をあっためる
もち米を蒸し始めて、20分位したら、臼にたっぷりのお湯を張り臼を暖めなければなりません、これを怠ると、早くもちがさめてしまいます。冬場なのでなるべくお湯は熱いほうがいいです。同時に杵もお湯に漬けておきます。
もちつき開始!
それではお餅つきを開始しますといっても、テレビでよく見るヨィショの掛け声で、いきなり杵を振り回してはいけません、もち米を臼に入れたら、腰に力をいれて臼の周りを回りながら、手早くもち米を潰していきます。ここでしっかりもち米をつぶさないと、粒が残ってしまいます。粒がつぶれたら、最初はとんとんと小さいストロークでつきながら、徐々に大きなストロークで杵を振り下ろしていきます。杵を振り下ろすコツは力任せて振り下ろすのではなく、杵のもち手の下の手をしっかりもち、上のほうの手は杵を持ち上げるときのみのイメージで、杵の重みでペッタン、ペッタンとつくイメージです。水をつけもちを返すタイミングは杵に餅がつき重くなったとき水をつけますが、あまり気にしなくてもいいので、安全に配慮しながら行ってください。つく前に十分に臼を暖めれば、ゆっくり突いても大丈夫です。2回以上もちつきをする場合、インターバルの間、羽釜のお湯で臼を温めながら、餅つきをおこなってください。